「私 明日旅立つの、知らないとこへ。いいでしょ?」
あの子はそう言って いなくなった
楽園へ行ったと 聞いたよ
僕らは今日も日々と支え合って 息をして抱き合ってキスをして
見とれない程度には 化粧をしたあなたを守ると決めたんだ
止んでよ
だらしない怒号なんか
錆の付け合いだって
なんでさ
夜を待ってなかったのに
あなたまで逃げ出すなんて
聞いてないのにな
立ち止まった幻が妙な顔してたんだ
訝しげな表情を捉えたら消えたよ
「だから君はいつまでも静止画みたいさ」
P.Sこっちは楽園よ、知ってるかしら
止んでよ
だらしない怒号なんか
錆の付け合いだって
なんでさ
夜を待ってなかったのに
あなたまで逃げ出すなんて
聞いてないのにな